別居のメリット・デメリット

別居のメリット

これはもう、夫の顔色をうかがわなくて済む。これですね。同居中は、朝、夫が起きてきたらまず機嫌がいいか確認。日中、そばに夫がいなくても、何か決めたり、買ったり、そのたびに夫のダメ出しの声が頭に響く。夫の帰宅時間が迫れば、リビングが片付いているか、料理はすぐ出せるかそわそわする。これがなくなります。

子供に対しての心無い言葉を聞かなくて済む。子供も父親の顔色をうかがわなくて済む。夫の支配下から抜け出せる。当たり前ですが、このための別居ですね。

関連記事はこちら⇒『同居し続けるか、迷っている方へ』『別居を決定的にした出来事』

別居のデメリット

別居によって失うものも、正直たくさんありますね。

収入・子供たちの馴染んだ学校生活・子供たちとの時間・父母が揃っている、いわゆる普通の家族像…。

私が実際に大変だと思ったことは以下のページに書きました。

『別居後の保育園探し』

『別居して一番辛かったこと』

『フルタイムからパートへ』

決めるのは自分自身

このブログを書こうと思った時、葛藤がありました。私は、別居したことを後悔していません。体がしんどい日もあれば、心がキツイ日もありますが、別居をしたことに対しての後悔はありません。でもそれは、予想もしなかった夫の死により、生命保険などの収入を得たからなのだろうかということです。

それこそ養育費ももらえず、掛け持ちで朝晩パートをしてやりくりしているシングルマザーもいるわけですよね。私の場合は、調停中に婚姻費用の受け取りも決まり、しばらくはパートでもぎりぎり生活できる形でした。夫の死後は、中古で小さいけれども家を買いました。アパートでは子供に「静かにして」と言う回数が増えていたので、思い切って選択しました。

収入が入ったとはいえ仕事はしなければいけませんが、やはりしばらくはパートのままで平気です。

こんな私が、別居して後悔は無いといっても、説得力があるのかなぁって思いました。ある程度収入があるから言えるんだって思われてもしょうがないかもしれないと。

そう思う反面、生命保険を手にする前だって、大変でも後悔はしていない。仕事に行く際、青空を見上げては、自由になったんだと思ったこと。その気持ちに嘘はありません。

今モラハラで悩んでいる方に伝えたかったのは、子供3人いても、別居しようと思えばできたこと。様々な行政の支援もあるということ。別居まで悩んだ気持ちと決断した気持ち。思いがけない夫の死により、離婚できずに終わった夫婦関係。私と同じく夫の死を経験してしまった方にあなたは悪くないということ。そこまでいかないけど、死ぬ死ぬ詐欺に悩んでいる方に、専門家のこんな意見があるよということ。

いろんな葛藤がありますが、モラハラで別居をした一人の人間の経験が、どの部分かは参考になるかもしれない。私にとってのメリット、デメリットを読んで、自分の環境と照らし合わせ、何かの目安になるかもしれない。経験談は多い方がいいよねって感じで書いています。

とりとめのない文章になってしまいましたが、私のブログの何かが、あなたの決断の際の参考や力になれれば嬉しいです。

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