別居当日の流れ-子供・夫編

※当日の手続き関係はこちら→別居当日の流れ-手続き編

ママ友の協力

当日は春休みです。夫には実家に泊まりに行くと言ってありました。とにかく今日はやることがたくさんあるので、絶対に信用できると思ったママ友に事情を話し、子供たちを預けました。

役所と学校の手続きが済み、子供たちを迎えに行きました。子供たちにはまだ何も言ってません。無邪気におばあちゃんちに遊びに行くと思っています。ママ友にお礼を言ってお別れです。「頑張ってね」力強い笑顔に思わず涙が出てしまい、ママ友も泣いていました。この人には本当に迷惑をかけてしまいました。本当にありがたかったです。

ぽかぽか言葉とチクチク言葉

実家についてから、子供たちに別居をするということを伝えました。当時、長男9歳、次男7歳、長女3歳です。

長男は泣き出しました。「もう友達と会えないってこと⁉」

次男はパッと笑顔になり、「パパ、もういないの⁉」と嬉しそう。

長女は意味がわかったのか、わからなかったのか。

なぜ別居をしたのかを説明するのに、子供たちが小学校で使っている言葉を使いました。

「ぽかぽか言葉とチクチク言葉ってあるでしょう。ママはパパからいつもいっぱいチクチク言葉を言われて、つらくなっちゃったんだよ」

人に言われて嬉しいのが、ぽかぽか言葉。人に言われて悲しいのが、チクチク言葉。小学校の授業でやったようで、授業参観の日に教室に入ると、後ろの壁にみんなが発表した言葉が貼ってありました。子供たちも、なぜ別居するのかはすんなり呑み込めたようでした。ただ、長男は友達と離れたことが辛かったようで(それはごめんねと言うしかないのですが)その日はずっとシクシクしていました。

※引っ越し先でもそういう学習をしていて、こちらは「ふわふわ言葉とチクチク言葉」でした。言葉って人を生かすことも殺すこともできる、難しいと思います

夜、夫が土下座しに来る

仕事を終えた夫が、私の書いた置き手紙を見つけ、実家に電話してきて話をしに来ました。私は置き手紙に、「もう連絡は取らない。何かあったら実家に伝えてくれ」と書きました。夫が来た時に、父が対応してくれました。その時に土下座をしたそうです。

父が「とにかく今日は帰ってくれ」と言って帰ってもらいましたが、翌日も来ました。私は子供を連れてドラえもんの映画に行きました。怖くて家にいられませんでした。それから毎週、手土産のお菓子と謝罪の手紙を持って来ました。

私も本やネットで予備知識を詰め込んでいたので、なんとか踏ん張れました。モラ夫は、妻が出ていったとわかれば土下座したり泣いてみせると。謝罪や反省の言葉を口にし、妻の心を揺すぶると。そして、本当に反省したのかと思い、妻が戻ってしばらくすると元通りのモラハラ、いやそれ以上のモラハラが始まると。

福祉センターの方にも言われました。「戻ったら、次逃げだすのが大変になりますよ」と。また別の日にはあっさりと「(性格は)変わりませんよ」過去、戻った方もいたみたいです。

もし戻っていたらどうなっていたのか、今となってはわかりませんが、モラハラ被害の経験者や専門家が口を揃えて「変わらない」と言うので、ほとんどそうなのでしょう。

今、別居していて、夫が謝罪や反省の言葉を口にし迷っている方がいたら、冷静になってほしいと思います。日記を読み返してもいいと思います。そして、本当に反省をしているならば、あなたの言うことを聞こうとするでしょう。どんなことで傷ついてきたか尋ねるでしょう。若しくは、しばらくそっとしておこうとするかもしれません。そうではなく一方的な謝罪文・反省文だったら…結局自分のことしか考えていないのかもしれません。

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