下準備をしておく
当日の話と言いながらなんですが、モラハラからの現実的な脱出にあたり、相談した場所が二つあります。
①引っ越し先の市役所のひとり親家庭相談窓口
福祉センターのアドバイスに従い、引っ越し先のひとり親相談窓口へ連絡しました。そこでは、引っ越してくるまでは、こちらでできることは無いですが、もし別居なさった場合はいろいろ相談に乗りますと言ってもらいました。住民票を移し、すぐに転校の手続きができるのかなど、不安な点を確認しました。
ここは、実際に引っ越しした後に、児童手当や母子手当などの相談に乗ってもらいました。医療費の助成なども教えていただき、本当に助かりました。
②住んでいるところの役所
小さい町でしたので、学校・役所、どこにでも夫の知り合いがいておかしくない環境でした。なので、転校準備や転出届など早めに準備しておくということが、どうしても無理だと思っていました。守秘義務はあるんでしょうけど、友達の奥さんが家を出ようとしているなんて知ったら…。
ここで、転校の手続きなど当日にできるのかどうか。その際は何が必要なのかなど確認しました。番号非通知にして、名前も名乗らず、事情だけ説明しました。
※ここから先は、ちょっとうろ覚えなところもあります。とにかく流れ作業というか、指示されるまま、言われるがままに手続き、手続き、手続き…でも、必ずできます。できました。もし迷っているところが【転校】の部分でしたら、なんとかなる!と伝えたいです。
転出・転校手続き
- まず役所に行き、『転出届』を提出し、『転出証明書』をもらう
- 教育委員会で『転出(転学届)通知書』を発行してもらう
- 通っていた学校に『転出通知書』を提出(うちは小学生が二人いました)
- 『在学証明書』を受け取る
本当は『教科用図書給与証明書』というのも受け取るが、
急だったので、後日、引っ越し先の学校に郵送
5.引っ越し先の役所で『転入届』と『転出証明書』を提出
6.健康保険や医療費受給券の手続きをする
7.教育委員会に『在学証明書』を提示して『転入学通知書』を発行してもらう
8.新しく通う学校に『在学証明書』・『転入学通知書』を持っていく
だいたい上記の流れで手続きは完了しました。相談はしていたけど、実際に動いたのは当日だけだったので、本当に時間が足りないという感じでした。新しい学校には後日行きました。春休み中だったので、そこは余裕があって良かったです。
最初、転校手続きに父親の同意は必要ないのか不安でしたが、確認した通り大丈夫でした。
2013年当時の私の場合です。住んでいる場所によって手続きは微妙に違ったり、昔は大丈夫だったことができなくなっているかもしれません。大切なことは、必ず専門家や公的な機関に相談してほしいということです。頭の中でモヤモヤしていたことの整理がつき、何をすればいいのかが明確になると思います。