モラハラとは何?どうすればいいの?
Q&Aモラル・ハラスメント
この本を読んだことで、別居をしようと決めることができました。モラハラかもと思った時に湧いてくる疑問や、実際に別居をするときに起こりうる状況を、Q&A方式で分かりやすく説明してくれています。
別居後に特に何度も読み返した部分はこちらです。
Q30.離婚を決意して家を出たものの、「やり直したい」「戻ってこい」などと言われて心が揺れています。自立の自信もなくなってきました。
この答えの中にこうありました。
やり直したいと言われたときこそ冷静に・・・ハッキリ言います。これもモラハラ加害者の典型的行動で、被害者の典型的心理です。
-『Q&Aモラル・ハラスメント』明石書店 133P-
本当に別居した後、土下座したり、泣いたり、反省の手紙を送ってきたりしました。その時に、この本があったことで、どんなに力強かったでしょう。
別居だけじゃありません。モラハラか迷っている段階、別居を迷っている段階、それぞれ自分が疑問に思うであろうことが網羅されています。とっても明快でいいです。
ただ、今調べたら、中古だけのようです。楽天で調べても出てきたので、良かったら参考にしてみて下さい。
【中古】 Q&A モラル・ハラスメント 弁護士とカウンセラーが答える見えないDVとの決別 /橋本智子,谷本惠美,矢田りつ子,熊谷早智子,水野紀子【著】 【中古】afb
「モラル・ハラスメント」のすべて
「モラル・ハラスメント」のすべて 夫の支配から逃れるための実践ガイド (こころライブラリー)
こちらの方が新しいですね。私は別居後にこの本を購入しました。なんといっても、離婚調停や裁判のことが、具体的に詳しく書いてあります。法律や解釈など、時代とともに変わるので、なるべく新しいモラハラ本が欲しくて購入しました。
子供に対する記述も多くあり、参考になります。私は特に、『プチ・モラ夫の出現?』という項目が当てはまり、「これかぁ」と納得しました。別居後しばらくして、次男が夫にそっくりな発言をし始めたのです。これにはいろいろ理由があるそうなのですが、この本が無かったら、無性に腹立たしいような、また無力感にさいなまれるような、色んな嫌な気持ちを消化することはできなかったと思います。