モラハラ関連の本の購入
モラハラかもと思って最初にしたことは本の購入でした。本屋で探しても見つからなかったのでネットで購入しました。ただし、夫のいる時間に届いては困るので、コンビニ受け取りにしました。
『家庭モラル・ハラスメント』
「はじめに」でも書きましたが、モラハラを知りたくてネット検索した結果出会ったのが『モラル・ハラスメント被害者同盟』のサイトです。ここの管理人様の著書です。とてもわかりやすく、読みやすいです。モラル・ハラスメントという言葉を知らなかった頃の日常から、知った後の調停・離婚までが描かれています。
モラハラを受けている立場の方なら、きっと自分の家庭のことかと思うでしょう。私の家はそこまでひどくなかったと思います。でも、モラ夫と一緒にいるときの空気が同じなのです。自分が上手く反論できない様子も同じです。自分のしんどさがモラル・ハラスメントなのか悩み始めていたら、入門書として読んでほしいと思います。
『モラル・ハラスメント 人を傷つけずにはいられない』
買おうか悩みました。とても高かったし、外国の方の著書なので、読みづらいかもと思ったのです。でも買って正解でした。
とにかく分厚くて、字も小さめで、最初はめげそうになったのですが、読み始めると「これ私のことだ」「夫のことだ」とどんどん引き込まれていきました。
ただ…しんどいです。フラッシュバックします。私の場合、まだ自分に起きていることがはっきりわからない状態で読んだので、一文一文が突き刺さるというか…。
ちょっとした嫌味や皮肉、相手を拒否するような口調や態度など、モラル・ハラスメントに特有のコミュニケーションの仕方で被害者に対する攻撃が行われる。だが、それはひとつひとつを取ってみれば、それほど問題にするようなものだとは言えない。 ー『モラル・ハラスメント』マリー=フランス・イルゴイエンヌ p10ー
加害者の行動、被害者の心の動きなどが具体的な事例とともに説明されています。「これは!」と思ったところにマーカーを引いて、付箋を貼っていったのですが、あっという間にいっぱいになってしまいました。
とにかく勉強になる本ですが、いちいち息切れや、めまいがしました。そういう意味でしんどい本です(T_T)