答えは自分の中

前回の記事『怒鳴ってしまう子育て』にお返事を頂きました。そこに『そんな私でも育てられますか』とありました。

冷たく聞こえるかもしれませんが、それは私にはわかりませんとしか言えません。でも、落ち込んだり、怒ったりの感情を持つ前に、ちょっと話を聞いてください。

私と発達障害

前回いただいたコメントと今回のコメントを読み、全体的に危うい感じを受けました。コメント下さる方たちはみなさん、モラ夫により追い詰められてて、切羽詰まっていますが、それとはまた違った印象を受けました。ご自身で文章下手と言っていましたが、そういうことではなくて…。ご自身の名前も、「さこ」から「サコ」になっていました。小さいことかもしれませんが、なんとなく引っかかるものがありました。

 

 

実は私の次男は発達障害の自閉スペクトラム症という診断を受けています。長男が仲良くしていた縁で仲良くなったママ友は、アスペルガー症候群という診断を受けていました。娘(長男の友達の妹)が中度のアスペルガーで、自分も診断を受けたら、軽度のアスペルガーだったそうです。うつ病も患っているとのことでした。

 

そのママ友は、すぐに学校に電話する人で、娘さんも少し被害妄想がありました。学校・学童・他のママたちとよくトラブルを起こしていました。感情のブレーキがきかず、でもガーっと言いたいこと言った後は、一気に落ち込みモードに入ります。そんな感じなので、私やご主人も他人との向き合い方を伝えましたが、すぐ忘れてまたトラブルを起こすという感じでした。

 

 

ご主人に「こんな自分とは離婚した方がいい」「私なんか死んだほうがいい」とよく言っていたそうです。ご主人は、料理や洗濯なども全部引き受けて支えていましたが、奥さんが感情を抑えられず大変な時もあり、精神的に参って、ある時は奥さんを殴るわけにもいかず、壁を殴り穴をあけたこともありました。

 

 

私の頭の中には、こういう話もあるので、さこさんが発達障害で、ご主人がモラハラ的な行動をしてしまうのか、ご主人がモラハラで、さこさんが精神的に不安定になってしまっているのかわかりません。点の部分しか見えないからです。

無限ループにはまらない

職場には教科書通りのADHDと思われる人もいます。なんだかんだそういう人たちとの関わりがあり、次男も病院に通院しているし、関連の本やネットの情報も読んでいます。そんな私が言いたいのは、結局、第三者・公的な機関に相談してほしいということです。このブログで何回も言っていますが(^^;)

 

 

支援をしてくれているところには相談しましたか?自分一人で考えていると、考えに答えは出ず、無限ループにはまってしまいます。

 

 

ご自身も発達障害?だから難しい?と思ったなら、それは受診して確かめるしかないと思います。発達障害と一口に言っても症状はいろいろあり、また度合いが薄い濃い等もあります。これが、薄いから軽いわけではなく、逆にほぼ普通と変わらないため、本人も周りも簡単にできるものと思って、そのギャップに苦しむということもあります。

 

 

反対に、さこさんが自分は何もできない、発達障害?と思わざるをえないような、厳しくきついモラ夫からの言葉で、障害とかではなく、ただ心が疲弊しているだけかもしれません。どちらにしても、こういうのって、結局自分から行動を起こしていくしか解決しないと思います。自分で動かなければ、誰も何もしてくれません。待っていても助けてくれません。自分が助けを求めて、初めて動き出します。手を出せば、引っ張ってくれる存在はあります。

 

 

残念ながら、私は誰かに対して「あなたは子供を育てていけます」と断言できる力はありません。私ができることは、「私はこういうことしたよ」「こういう言葉に出会ったよ」「こういうふうに考えてみたらどうかな?」と記事にすることだけです。だけど、ご自身で動き出した方には、「大丈夫!なんとかなるよ」っって正直思っています。

 

私の好きな言葉です。

『やってやれないことはない。やらずにできるわけがない』

斎藤ひとりさんの言葉で、どこで見たかは忘れたけど、モラハラ脱出前後は、この言葉を胸に頑張りました。

 

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)

コメント

  1. 裕子 より:

    つうこさん、こんばんは。
    以前コメントした裕子です。
    記事読んで驚きました。
    なぜなら私の次男も自閉症スペクトラムと最近診断されたからです。以前から育てにくさがあり余裕がないとイライラしてしまう自分がいて離婚して三人育てる決心がつかない理由の一つでもあります。

    つうこさんは発達障がいとわかった後も離婚の意思は変わらなかったですか?
    実際一人で三人の子育てどんな工夫されてますか?心の保ち方などよかったらアドバイス下さい。

    さこさんの「なにも出来ない」に心が痛みました。
    私は長男にママ笑った顔がいいと最近言われました。
    一番身近な夫と言う存在に心を許せず笑顔が少なくなっている事を7才の長男はしっかり気づいていました。
    なんかいいろいろ出来るママより笑顔のママだったら子供は満足みたいです。

    一緒に笑顔ママ意識してみませんか?

    心が弱っている時に笑顔を作るのは難しいと実感して今努力中なのですが…

    • つうこ より:

      裕子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      次男くん、同じだったんですね。なんかさらに親近感です。長男くんのお言葉も似ていて、先に笑顔のこと、記事にしました。→『いつも笑顔でいてほしい』
      次回の記事で、次男のこと書こうと思います。