「離婚しなさいということではないですよ」
福祉センターで相談していた時、締めに何回か言われました。当時は、「えー、完全に離婚ありきで話してたじゃないですか(゚Д゚;)」と思ったものです。ネットなどでも、別居・離婚がベストな選択という流れでも、最後に離婚を勧めているわけではないと締めていることがあります。
当時は「そんなぁ。どっちやねん」みたいに突っ込みたい気持ちでしたが、今ならなんとなくわかります。私も2つの意味でそう言いたくなります。
モラハラを知った初期の方になら、ネットや本、相談員の言うままに離婚を決めないようにという意味で。もし一直線に離婚の考えに向かっているなら、結局人任せ、自分の意見が無いのと同じです。(初期の私です(^^;)
その情報を得たうえで、自分自身もあれやこれや考えて、最終的に決断する。その流れがあるから、何かあっても、自分で決めたことだからと踏ん張る力が生まれるのかなと思います。
一通り考えている方になら、もし結果的に離婚を選択できなくても責めないで下さい、という気持ちで言いたくなります。別居して離婚出来たらそれにこしたことはないですが、そうは言ってもハードル高いです。今はやっぱり無理という方がいても全然不思議じゃありません。
そうなったときに、やっぱり私はダメなんだ…というように自分で自分を責めないで!と言いたいのです。また、モラ夫だって優しい時がありますよね。もしかして変わった?って思って立ち止まりたくなることもありますよね。離婚に向けてあちこちに相談していたのに、結局やめるというのも言いづらいみたいな心境になるかもしれません。
そんなときに「離婚しろってことじゃない」って一言ある方が、変な焦りやプレッシャーが減るかなって思いです。まぁ正直、モラ夫が変わるとは全然思っていませんが、それを知るのも必要なステップかもしれません。
その時が来たら、がむしゃらに
また、どうしても今は脱出できないというときも、アンテナだけは張っていてほしいです。
チャンスの神がいつ来てもいいように、準備をして待っていなければならない
ー『家庭モラル・ハラスメント』熊谷早智子 p16-
この文章が頭から離れませんでした。そして、その後、小さいことですが「あ!これはチャンスだ」と思うことが何回かありました。きっとあなたにもあなたのチャンスが訪れます。
焦らず、諦めず、自分のペースで自由をつかむ日が来ればいいなと願うばかりです。
コメント
つうこさん、本当ズバリです。
今の私の心境のまま…。別居後の生活が不安です。どのタイミングで…は何となく決まりました。別居後の事色々考えて…自然と涙が出てたり、夫に殴られる夢見て飛び起きたり、精神的におかしいのでは。と自分で思います。
色々辛いですが、子供達の事を一番に考え慎重に進めていきます。
あやみさんへ
私もモラハラを知り別居を考えていた時は、車を運転中でもふいに涙があふれ危なかったです。心療内科にも一度かかったのですが、私にはあまり意味が無かったです。
どうして一生一緒に力を合わせて生きていこうと誓った相手から殴られる夢なんか見なくてはいけないのでしょう。関係ない私の方が悔しくなってしまいます!モラハラや身体的暴力の頻度などわかりませんが、それくらい母親が追い詰められている環境で、お子さんは受験や学校生活に集中できそうでしょうか?煽っているわけではないのですが、市の子育て相談ともいろいろお話してほしいです。明確なゴールの日があれば乗り切ることもできると思いますが、その前にあやみさんの気力体力が無くなってしまっては大変です。長文すみません。