単純に考える

『いえイェイ‼』

別居を悩んでいたころ、娘と『おかあさんといっしょ』を見ていたら、ノリノリの歌が始まりました。『いえイェイ‼』という曲で、家のイラストが踊っています。子供が同じ年代の方はご存じだと思います。今もたまに流れるのかな?

 

ふと涙がこぼれました。

いえにもいろいろあるけれど

どんないえもあったかい

そとよりうーんとあったかい 

(略)

いえにもいろいろあるけれど

うーんとげんきをつくっちゃう

あしたのげんきをつくっちゃう

『いえイェイ‼』より

これを聞いて涙がぽろぽろこぼれました。ウチは全然あったかくない、元気を作れてないって思ったからです。すごく情けなくなりました。私何やってるんだろって思いました。

 

このころはモラハラがエスカレートしてきていて、子供はパパの顔色を伺いビクビクし始めていました。次男の入院の日に、私がちょっと言い返したのが面白くなかったからか飲みに行ってしまう。機嫌が良い時は良い時で、「結婚して10年、俺頑張ったからもう子育てはママちゃん一人でいいよね」なんて発言。下の娘はまだ3歳ですから。

自分の願いは何?

前の記事で書きましたが、こんな夫婦・家族はおかしいんです。「いえにもいろいろあるけれど」モラハラのある家はおかしいんです。コメントしてくれたうみさんは、勇気がなくなっちゃった、でも子供のために頑張るってありました。

 

子供のために別居を選ぶこともあるし、一緒に暮らしたままのこともあるでしょう。ただ、2~3時間の説教なんて…。そんな状態では、うみさん自身が本当に精神的に参ってしまいますよ。そうしたら、それこそ子供たちを守れない。

 

弁護士さんは勇気がいる、躊躇するのわかります。なんか敷居が高いですよね。でも、都道府県や市町村の相談窓口ならまだ気楽ではないでしょうか?必要なのは勇気じゃなくて、電話と電話番号だけです。私は正直迷って緊張して数日過ぎました。でも実際は電話したことでどんどん話が進みました。それこそ勇気が出ました。別に、その場で何かを決めるわけではありません。決断を迫られるわけではありません(^^;)

 

私にコメントしてくれた、その内容を読み上げればいいんですよ。固定電話があれば、スマホ画面を見ながら話せるし、なかったら面倒だけど、ちょっとメモ書きをして。

 

私は、『いえイェイ‼』みたいな家庭を作りたいって思いました。他の歌詞にも「ほっとして ほっとして」「みんながいちばんイェイ!ってなるばしょでありたい」なんて、ちょっとモラ夫のいる家では考えられないような言葉が並んでいます。これが本来の家なんじゃないかなって単純に思いました。

 

後日談ですが、別居の相談をした友達が、「あの時つうこが子供番組の歌を聞いて泣いたって聞いて、本当にヤバイ状態だって思った」って言われてしまいました。当時はこんなことぐらいで離婚したいなんて言っていいのかなんて悩んでいましたが、客観的に見たら十分おかしな環境だったんだと思います。

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