他人事な発言
『次男のこと』の続きで、『いつも笑顔でいてほしい』のコメントの返事です。
(略)…「三人育てられてないよね、特に次男に対して育児放棄とは言わないがネグレクトだと思ってた。すぐ逃げるやん。自分の言い分ばっかり。ストレス家で撒き散らしてるて子供達もみんな思ってると思うよ。」吐き捨てるように言われ…(略)
-裕子さんコメントより-
前記事で長々と次男のことについて書きました。私が今の心境に至る流れで、書いた方が伝わるかなと思いました。私はたまたま診断が別居後になりましたが、それを知った時にまず思ったのが、「あーこの場に夫がいなくて良かった」ってことです。まさに、上記のコメントにあるような、妻の子育てへの否定的な発言・子供に対しての否定的な言葉を聞かずに済んだからです。
私の次男は、小さいころからこだわりがあったけれども、当時はそんなに気にするほどじゃありませんでした。すごく真面目なところがあり、それがちょっとずれていることがありました。それを見て夫が「あいつちょっと勘が鈍いよな」と言い、本人の前でも呆れたように言って、次男がとても悲しそうな顔をしたのを覚えています。
否定だけなら誰でもできる
コメントのご主人の発言、自分の子供のことなのに、他人事じゃないですか?もし、妻が子育てにいっぱいいっぱいだったとしたら、夫として、父親として、何かできることがあるのではないでしょうか?否定するだけなら、誰でもできます。
モラ夫ってある意味人を見る目を持っていると思うんです。観察力があるというか、一番触れられたくない部分が見えるというか(-_-;)次男の行動のちょっと「あれ?」「なんか変だな」って部分が見えたわけで、本来ならその力を、早期発見・療育という方向に持っていけたらよかったのかもしれません。
でも、モラ夫の場合は、人の触れられたくない部分・弱い部分、あるいは普通で言えば強みの部分を見つけたら、攻撃材料にしてしまいます。夫と一緒に暮らしている状況で次男が不登校なんて、けなし、罵り、皮肉のオンパレードになるのが目に見えています。
上記の記事は、長男に対する夫の態度です。これが次男にも行われたと思います。子供が幼いうちは、モラ夫も可愛がります。でも、そのうち自分の思い通りにならなくなる。「自分の理想の子」じゃない、一人の人間として扱うことは難しいのではないでしょうか。
前回のコメントで、『離婚して三人育てる決心がつかない』とありましたが、まぁ今も1人で育てているようなものではないでしょうか?むしろ、夫に邪魔されていることもあるのではないでしょうか?モラ夫といると、子供のことだけを考えて動けないですよね。まずモラ夫ではなかったですか?
私がモラハラ渦中にいる時なら、裕子さんのご主人の発言を受けたら、まともにくらって、めちゃくちゃ自分を責めたと思います。どうして私はうまくできないの?母親失格だ、私なんかに3人育てられないんだ…。でも、モラハラ脱出6年後の今なら、「いやいやおかしいから。なんで他人事なの?子供たちも思っているって、直接聞いたの?」って思います。裕子さんも、モラハラに気づいたから、後からでも冷静に考える時間が持てたんだと思います。
コメントにあった、
夫の表情は薄ら笑い、目は鋭く笑ってなく口調は私に対しての憎しみしか伝わりませんでした。
これ、目に浮かびます。私が意を決して自分の意見を口にした時の、夫の顔です。
お金の問題とか切り離せない部分はありますが、あえて分けるとしたら、子供3人育てられるか心配・不安ということに関しては、今も育ててますよ!と言います。精神的には絶対楽になりますよと言いたいです。