悪口が多い

気づけば私の周りはみんな言われている

モラ夫の特徴の一つに、妻の実家、親戚、友達などの悪口を言うというものがあります。また自分の上司や同僚の批判・悪口を言うというのもあります。

私の周りも、気づけばことごとく悪口の対象となっていました。

親・兄弟はもちろん批判や軽蔑の対象です。「お前んちは○○だもんな」「相変わらず病んでるな」重くはないんです。軽く馬鹿にして言う感じです。

久しぶりに友達から連絡が来て、それが妊娠報告でした。私は純粋に嬉しかったのですが、夫は「こういうのもどうなのかねぇ」と。何で?と聞くと、出産祝い金目的だと言うのです。別の友達からのメールを覗き込んだ夫は、『こんばんワン🐶』の文字に、「もう40なのにいいのかねぇ」

私が通っていた美容院の担当の方も、悪口の対象になってしまいました。たまたま長男の同級生のパパで店長さんだったのですが、たまに来る案内冊子を見ては批判してました。

会社の税理士さんの事も、必要以上に悪口を言っていました。私はなんとなく話が合う方で、当時は東日本大震災の福島からの避難を援助する話などしていました。私は手助けしたいという気持ちはあるけど、なかなか行動に移すのはできないと思っていたので、税理士さんが仲間たちとマンションなど借りてあげて、呼び寄せているのを聞いて、すごいなって思っていました。

夫はそういうのが気に入らないようでした。私が楽しく話をしているのも気に入らないんだろうし、被災者を助けるというのも、善人ぶっているように見えていたようでした。

ゆでガエルになってはダメ

気づけば夫は、私の周りの人のことをみんな悪口言っていたのに、その重要性に気づきませんでした。モラハラを知る前は、これやったらダメ出しされるかなとか、この人の話したら悪く言われるかななど、確かに思っていました。ただ、それはその都度しか考えていませんでした。

夫は仕事もテキパキこなしていくし、問題も解決していくので、その夫の批判というのは、ある意味正論に聞こえたものです。嫌な気持ちは残るけど、積極的に反論できないというような感じでしょうか。

でも、妻の周りみんな悪口の対象って、こんなことありますか?大切に思っている人の人間関係をことごとく否定するなんて、妻自身を否定しているのとおなじですよね。

こんな重要なことを、”モラハラ”という言葉に出会うまでは気づかなかったのです。

ゆでガエルの話、聞いたことありますか?自己啓発本にはまっていた時に読んだ話です。カエルを熱いお湯の入った鍋に入れると、すぐに飛び出して生き延びるけど、水が入った鍋にカエルを入れて火にかけ、ゆっくり温度を上げていくと、その変化に気づかずに、ゆであがって死んでしまうという話です。

ほんと、これです。

たまにある、ささいなちょっとした軽口・悪口から始まり、いつのまにかことあるごとに批判・否定されていく…。そんなに大変なことになっているのに、本人は気づかない。でも、なんだか体調がおかしい。疲れが取れない。ふと、死んだら楽なのかななんて考えがよぎる。

どうか、ゆでガエルにならないようにしてください!

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)

コメント

  1. まいまい より:

    つうこさん、
    初めまして、まいまいと申します。
    つい最近夫がモラハラであることに気がつき、現在別居の準備をしています。

    まさに今日、帰省先から自宅に戻ってきたのですが、夫がずっと私の家族の悪口を言っています。
    たしかに一つ一つはそれほど重くないんです。でもずっと微妙に不機嫌で、ずっと悪口と嫌み。
    今回の帰省は夫のモラハラに気付いて初めての帰省でした。
    いつも帰省の前後にイヤなことを言われておろおろしたり混乱したり、自分が何か悪かったのだろうかと考えたりしていました。
    でも今回、少し冷静に状況を見ることができました。
    結局、難癖をつけたいだけなんですよね。
    私や子供もが楽しそうにしているのが気に食わないのか、私が悲しんでいることでストレスを解消しているのか、
    ともかく何か難癖をつけたいようです。

    ここ数年、少しづつ、友達や家族への悪口嫌味が増えていて、交流もじわじわと制限されていて、すごく息苦しかったです。
    生きるのがしんどい、楽しみが見出せない。人付き合いもしんどい。
    ゆでがえるのように茹だりかけていました。

    ある日おかしい!って気がついて必死にネットを探してモラハラを理解しました。
    たくさんの先輩たちに教えられ、背中を押されている気分です。
    つうこさんの優しさあふれるブログにも大変お世話になっています。

    我が家の場合も長男への当たりが強く、下の子への影響も心配で。
    それで離婚前提の別居に踏み切ろうと決心しました。
    ブログを参考にさせていただきつつ、成功ささたいと思っています。