「やっぱ行かねー」で旅行キャンセル

丸投げしながら、一方的にキャンセル

もうすぐ秋のことでした。
夫が「家族で旅行にでも行くか」「ぶどう狩りにでも行くか」「あと、よろしく」

具体的に話を進めようと話しかけても
「任せた」「いいよ、ママちゃんの好きなようで」

こうなったら急いで決めなくちゃいけない。そう思い、ネットでぶどう狩りについて調べ、宿泊施設の空室状況を調べました。良さそうなのを見つけました。子連れの客が楽しめるプランです。シーズンなのですぐに予約でいっぱいになるかも。でも勝手に予約して気に入らなかったらどうしよう。キャンセルの規約も確認します。夫の言いそうな言葉が頭の中をグルグル回ります。

夫がのんびり機嫌がよさそうな時に話しかけます。

私「予約していい?」
夫は、テレビを見ながら腕を伸ばし、親指を立て「いいね!」のジャスチャー。

早速予約した数日後、

夫「やっぱりさぁ、もうぶどう狩りのシーズン終わりだよね」
私「でもホームページだとまだ大丈夫だってよ?」
夫「やっぱ行かねー。キャンセルしといて」

どうしよう。キャンセル料はまだ大丈夫だったっけ?予約したぶどう狩りの農園とホテルにキャンセルのメールを送ります。その農園は、ホームページからも温かい雰囲気が出ていたところで、丁寧なお返事が来ました。申し訳ないなと思いました。

あんなに一生懸命調べたのに。「ありがとう」や「ごめん」の一言は、もちろんありません。早く決めなきゃ怒られるかもと焦りながら探したのに。でも、そんなこと夫に言える雰囲気ではありません。機嫌は悪くなくても、普通に「どうして?」と聞ける雰囲気ではないのです。とにかく何か怖いのです。

休日の普通のお出かけや、夫の両親との外食の時も「俺、行かねー」はよくありました。昔はいちいち反応していました。一生懸命なだめたり、理由を聞いたりしていました。でも、モラハラに気づいてからは「そうなんだ」とあっさり返事をしていました。それはそれで面白くないらしく、「行ってほしいんでしょ」とか子供を使って「パパに来てほしいよな」とか。

本当に面倒くさいんです。訳がわからないんです。

ドタキャンも、モラハラあるあるですね…。

 親戚一同との旅行は好き

夫はいわゆる跡継ぎの長男です。姉と妹がいます。義父母と姉家族4人と妹家族4人とウチの家族の計15名で、旅行に3回行きました。

  1. 義父の古希祝い
  2. 義姉の娘が中学生になる前に沖縄旅行(夫、提案
  3. ウチの長男が釣りに興味を持ち、釣り好きの義弟と川へ行く話から旅行へ(夫、提案)

沖縄旅行の時は、次男が4歳、長女が1歳。着いてからすぐ熱を出してしまいました。帰りの飛行機では、長女が大泣きしてしまい、全然泣き止みませんでした。乗務員さんの控えている部屋に入れてもらって、それでも着陸時まで泣いていました。私、何やってるんだろう…。私の方が泣きたかったです。

外面は良いけど、私の気持ちは後回し

結局、家族だけの旅行は1度も行かずに終わりました。別居しなければ、次の夏休みは家族だけの沖縄旅行を考えていました。それさえも

夫「やっぱじじばばも一緒じゃなくていいかなぁ?」
私「今回はウチだけでいいんじゃないの?」
夫「つうこが一緒に行きたくないって言ってたって、じじばばに言っとくわ」

私は、義父母や義姉妹との旅行を否定しているわけではありません。みんなが楽しそうにしているのを見るのは好きです。でも、やっぱり気を遣いますよね。特に私は、完全同居も敷地内同居もしていたので、家族だけで過ごす時間が欲しかったです。

本当にみじめな気持ちですね。私が何か希望を言っても、ことごとく聞いてもらえません。何かと言いくるめられてしまうのです。これは、モラハラから脱出して、今までのことを思い返してわかったことです。当時は夫の言葉はもっともらしく聞こえました。私のために言っている、みたいに受け取ることも多かったです。モヤモヤしても、それ以上の反論はできませんでした。

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