調停委員が反応した言葉

夫の暴言一覧を提出

1回目の調停では、離婚を考えるだけの理由が上手く伝わらなかったと思い、2回目の調停では、今まで言われてきた言葉をざっとパソコンで入力し、印刷して提出しました。きっちり作り込まず、箇条書きのようにです。

  • 不細工、華がない、暗い、キモイ、ウザい
  • 使えねーな、馬鹿じゃねーか、ほんとに気が利かねーな
  • 言い訳するな、非常識、恥を知れ

  • 子供たちの教育はどうなってるんだ、先が思いやられるな
  • 死んでくれない?、お前は散骨にする、お前が死んだらすぐ再婚する
  • 出てけ、ここは俺の家だ、親父の土地だ、親権は渡さない
  • (4人目は産めない体の私に)女房が欠陥だからなぁ

  • (テレビの家族に対し)男と同じだけ稼いでから物言えってんだよな。お前だって俺と同じだけ稼いでくるなら、俺喜んで家事するよ

これを見て皆さん眉をひそめました。そして男性の調停委員が「これは人格否定ですね」と言いました。正直、年配の調停委員、しかも男性の方からそう言ってもらうとは思いませんでした。特に最後の言葉に対してはNGワードのような感じでした。

福祉センターで面談した際も、担当の方はこの言葉に反応しました。

「『誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ』って言うのと一緒ですよね」

ほんとに、それを言っちゃあおしまいよっていう言葉だと思います。

たまたまテレビで大家族の様子を映していて、奥さんが旦那さんにギャアギャア文句を言っていました。(有名な大家族じゃないです)それを見て夫が言ったのが、上の言葉です。

常に上から目線で俺様発言

なんか悲しかったですね。夫婦喧嘩してたわけでもなかったので、売り言葉に買い言葉ってことではないんです。普通に上から目線、俺様発言でした。3人子育てしていて、家事もそれなりにこなしていて、しかも夫の会社で事務仕事もしていました。末っ子が生まれてからは週3日で時間も4時間くらいに減っていましたが、働いていました。

そういうのが全部否定されたというか、私は何にも役に立っていないのか、この人にとっては私のやっていることなんて、少しも価値がないのかという思いでした。確かに私は夫の稼いでくる以上のお金は稼げません。でも、夫がそうやって仕事に集中できるのはなぜでしょうか?「飯代」は確かに夫からです。でも、その「飯」を作っているのは誰なのか…。

やっぱり夫婦は協力して生活していくものだと思います。共働き、専業主婦、そういう括りではなく、お互い思いやって補いあっていけるのが理想です。

できる人ができることを。そしてお互い感謝の気持ちを持たないと難しいです。男は外で働くのは当たり前とか、女は料理・洗濯するのが当たり前とか、そんな風に思っていると、出てくるのは不満や愚痴ばかりになってしまいそうです。

この用紙の提出、結構効果があったと思います。夫は外面がもちろん良いので、数回話をしたくらいでは、モラハラなど絶対見抜けません。実際、最後の調停の時には、調停委員から「こんなにお似合いの二人なのに。まぁお互い歩み寄って、ねっ」と言われてしまい、ギャー、騙されていると思いました(T_T)

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