離婚調停はこんな感じ

調停の流れ

離婚調停申立書が受理されて、2週間から4週間で呼出状(調停期日通知書)が届きます。この用紙は、離婚を前提に別居している、ひとり親の証明になりますので、大事にして下さい。保育園入園の際の提出書類としても使いました。

調停は相手方(夫)の近くの家庭裁判所で行われます。申立書の「裁判所に配慮を求めること」の欄に、極力顔を合わせたくないと記入したので、夫と時間をずらしてもらえました。

部屋に大きいテーブルがあり、奥に調停委員の男女が2人、手前に自分、右側には家庭裁判所調査官が座りました。この方は未成年の子供がいる調停の際に同席し、「子の福祉」を考えて質問をする存在です。

調停委員や調査官からの質問に答える形で進んでいきました。30分くらいで夫と交代します。そこで私から聞いた話を夫に話し、それについて夫が話す。その内容をもって、また私と話す。そんなふうに進みます。夫と私が2回ずつ話しました。

きちんと記録を取っていなかったので、うろ覚えのところもありますが、ざっとこんな感じの質問ややりとりがありました。

子の監護に関すること

仕事のこと、子供が病気になったらどうするのかなどを聞かれました。

以前、弁護士さんに相談した時に、とにかく早く働いた方が良いとアドバイスを頂きました。

仕事は、脱出後すぐにハローワークに行き、面接を受け採用されました。社員予定でしたが、残業や土曜出勤があることがわかり、見習い期間中にパートにしてもらいました。子育てに余裕が出てきたら社員にという形です。そのへんを正直に話しました。

子供の病気の際は、自分か徒歩圏内の実家の親にみてもらえる旨を伝えました。

夫の子供に対するえこひいきや、馬鹿にした発言の翌日のおねしょのこと、パパが子供の絵を見に行くと言った時に、こっそり泣いていたことなどを伝えました。

 面会交流について

調停の結果でも書きましたが、調査官の説得もあり面会交流に合意しました。月に2回、週末お泊りです。

実は調停の前にびっくりすることがありました。義父が子供たちの転校先に「運動会のプログラムはホームページに載せないのか」など問い合わせの電話をしたのです。運動会に来る気満々です。小学校には事情を話していたので、私の勤務先にすぐ電話がありました。

子供(孫)と面会できないとなると何するかわからないという恐怖がありました。でも、それと同時に、面会で相手の家に行ったら、帰してくれないのではという不安もありました。

そういった不安を調停委員と調査官に素直に話しました。そもそも私が子供を勝手に連れ出して別居しているのに、帰してくれないかもだの言う権利があるのか正直不安でしたが、その件に関しては何にも言われませんでした。むしろ、面会交流の実施に向け、私の不安を解消しようとしてくれていました。

結果、夫も手紙で「親父には小学校へ連絡するなと言っておく。ちゃんと家にも帰すから」と約束し、1回目の調停から数週間後に面会交流が始まりました。

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