子供は見ている

前回の続きです。⇒『別居に子供の年齢は関係ない』

私が「ほんとかな?」って思うのが、ママがモラハラを受けているのを見て、それでもパパが好きってあるのかなってところなんです。嫌な気持ちになったらすみません。そういう意味じゃないんです。モラ夫が子供たちの前で、全くそういうそぶりを見せないなら、それはそれですごいなって思うんですが。

実は、私の母も、父にモラハラを受けていました。今思えばですが。父は母を小馬鹿にしていました。見下していました。そして2回ほどだけだったと思いますが、私に同意を求めるというか、「ほんと馬鹿でしょうがないよな」って感じで私に振ってきて、その時の悲しそうに顔を背けた母が忘れられません。なんでお父さんはこんな風に言うのだろうと、悲しいというか、不快というか、上手く言葉にできない気持ちでした。その場面は未だに思い出すと切なくなります。

無視もよくありました。高校生の頃は、なんで別れないんだろうう。子供のためってやつ?なんて思っていました。早く家を出たいと思っていました。でも、長女気質でしょうか。家の中では良い子だったと思います。

仲の悪い夫婦が離婚しないで一緒に暮らしているということは、子供にとってよくないと自分の経験で思っています。病気の母に暴言を吐く父親。それで健全に育つかなと思ってしまうのです。それを知らず大好きなんだったら、モラ夫の方が一枚上手なんでしょうね。でも実は子供はちゃんと見ている、聞いているということもありますから、どうなんでしょうか。

夫の家も明らかにモラハラありました。昔は亭主関白が普通だったのか、土地柄もあるのか、義母は年金をもらうようになったら離婚すると思っていたようです。時代もありますからね。昔は今よりずっと離婚のハードルも高かっただろうし、周りの目もずっと冷たかったんだろうと思います。

でも、義父の義母に対する態度を、夫は学んでしまったのだと思います。そして私も、モラハラの家族しか知らないから、無意識だけれども、見慣れていたモラハラを受け入れてしまったんだと思います。⇒『暴力の世代間連鎖』

公的機関や弁護士さんなどに相談するのは大前提なのですが、私だったら、子供たちに別居する旨を話す。そして一緒にきてほしいと話す。子供たちも悩むと思います。でも、経済的理由だけや、世間でよく言われている、「子供が大きくなってから」の離婚は、正直…結局…子供にいい影響は与えないのではないでしょうか。

だからと言って、今すぐ飛び出せということでもないんです。やっぱり綺麗ごとだけでは食べていけないですし。だけど、経済的というなら、本当は少しでも若いうちの方が仕事がありますよね。新しい事を覚えるのも、年々億劫になっています、私。子供が大きくなってからといっても、3人いれば、一番下の子が成人するのに何年我慢するのでしょう。モラハラってすごく精神むしばまれていくと思っています。また、大きくなったらなったで、何かしら色々悩み事って尽きないですよね。

スマホでブログを読む時、あんまり長いのは嫌なので、なるべく飽きない位の長さに収めるよう頑張っているのですが、話があちこち飛び、上手くまとめられずすみません。別居・離婚を考え始めると、本当にいろいろ考えなきゃいけないことがあると思うんですが、シンプルに、自分が自分でいていい暮らしを目標にすればいいんじゃないかと思います。

高校生ならじき巣立ちますよね。最悪連れていけなくても、お互い連絡は取りあえる。もっと大人になれば自由に行き来できる。しばらくしてから同居ってこともできる。大きい子がいる場合のメリット・デメリットがあると思います。だから、子供の年齢・同居して仕事も一緒、そんな諸々ありますが、まず自分がどうしたいのかを一番に考えてほしいです。

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コメント

  1. みゆ より:

    つうこさん、お久しぶりです。みゆです。
    ただいま旦那と手紙のやり取りをしていてやはり私の気持ちは通じないようなので、次は調停にうつします。
    私のあれこれを私の両親宛に批判してきたので笑
    それでも戻ってきてもいいですよ~だそうです。両親も苦笑い。
    つい最近、娘が発言したことです。
    夕飯のデザートに苺を出しました。頂き物ですが。
    すると娘、「え?ママも食べるの?」
    と言いました。
    今までは旦那の休みの日は夕飯のあと、デザートが必ずありました。しかし、それは旦那と子どもたちだけ。食前にチーズを食べるのもお決まりでしたが、それも旦那と子どもたちだけ。
    早く夕飯の支度をしないと、お前は段取りが悪い、簡単にすると、これだけ?と言われるので、一生懸命支度をしているのに、子どもたちにはチーズやおつまみを与えて自分はお酒を飲んでいます。
    子供は見ているは本当だと思います。それがあたりまえになってしまっては、将来かわいそうなのは子どもたちです。
    苺食べるの?と聞かれたとき、つい悲しくなってしまい、「まだママは食べちゃダメなの?」と聞いてしまいました。
    子どもたちと接する時間が短い旦那でしたが、子どもたちへの影響は大きいです。

    • つうこ より:

      みゆさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
      もー、「え?ママも食べるの?」のところですべてを悟ってしまいましたよ…。見下すというと大げさかもしれませんが、子供には悪気がなく、当たり前になってしまっているところが怖いですよね。胸が苦しいです。
      子供がそのまま母親を見下していくのも、反対に、大きくなるにつれ自分の父が母を馬鹿にしているんだと気づくことも、どっちも罪なことだと思います。

      みゆさんちは、これからまた新しい、差別などない「当たり前」が増えていきますよ!

  2. まめねこ より:

     つうこさん、初めまして。
     つうこさんのおっしゃること、本当によくわかります。私もまっち〜さんのブログをみて、ここまでじゃないなあ、と思っていました。でも息苦しい日々…。
     もうだめですね。気持ちが固まる出来事があり、決めました。子ども二人が受験生で、今両親がガタガタするのはかわいそうなので、動くのは春です。
     決めたら気持ちが軽くなり、前向きになりました。仕事も転職しかないので情報集めます。
     いいブログに出会えて嬉しく思っています。ありがとうございます。

    • つうこ より:

      まめねこさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      気付けば半年もほったらかし状態になってしまっていたブログですが、読んでもらえて嬉しいです。

      まっち~さんの見ると、思いますよね…。でも、そういう意見が多かったから、本には「そうじゃないんだよ」って書いたのかなって思います。

      自分に嘘をつかず、決めた時から、どんどんパワーが出てくると思います!もともとは強いんですもん。