※前回の記事 ⇒『点と線』のコメントへの返信を兼ねています…③
シンプルにはっきりと
周りに助けてもらっているとありましたが、それと自分の意見を言ってはいけないというのは、別問題だと思います。
最近見たブログの中に、いらない贈り物をきっぱり断るというのがあり、『物』の話だけど、結局は人間関係の話なんだなって思いました。
「お気持ちはうれしいけど、いりません」と言うだけです。ごちゃごちゃ言い訳する必要はなく、丁寧に、しかしきっぱりと「いらない」と言えばいいのです。ノーサンキューと言うだけです。…(略)…断ることはべつに悪ではないです。私たちは、イエスと言うこともノーと言うこともできるのです。それは自分の選択です。 ーブログ『筆子ジャーナル』ー
心配してくれてありがとう。アドバイス、ありがとう。でも、夫の元には戻らない。そういうことだと思います。それ以上でもそれ以下でもない。周りの人に、自分の心の中まで踏み込ませることはないと思います。
別れた理由など説明しても、他人が簡単に理解できるものではありません。…自分さえわかっていればそれで十分と、言い聞かせましょう。時間をかけて真相を伝えるに値する人は、せいぜい5本の指に入るくらいの数でしょう。
まわりの人には、「それぞれの道を行くことに決めたの」「幸せになることを選んだの」と伝えれば十分でしょう。
ー『愛は傷つけない』ノーラ・コーリ P164
もし、そこまできっぱり「戻らない」と言っても、あれやこれや言ってくるなら、それは親切の押し売りです。本来問題を抱えている人がいたら、話を聞いてあげるのが一番良いと思います。でも、最後まで話を聞くより、自分のアドバイスを言いたがる人もいます。コメントにも「制限や命令」と言った言葉が並んでいたので、びっくりしました。
もしかしたら、実家のご両親なんでしょうか。住居や生活費を提供してもらっているから、肩身が狭い感じになっているのでしょうか。いや、友達からってことなら、残念だけど本当に友達なのかなって思ってしまいます。
逆の立場ならどうかなって。もし友達が突然離婚に向けて別居したとしたら…。びっくりするし、なんで?って思うかもしれない。でも、困った時は助けたい。話を聞いてあげたいって思うと思います。ダンナさん、反省してるから戻ってもいいんじゃない?って言ったとしても、強い気持ちで「戻らない」と言われれば、そうか、私にはわからない辛いことがあったんだなって察すると思います。
ご両親の場合は、身内ゆえ、遠慮なく傷をえぐられることがあるかもしれません。金銭的な援助を受けてたら、反論しにくいかもしれません。そうなると、やはり自立をするしかないと思います。一時的に避難させてもらったとしても、いずれは自分と子供たちで生活していくのが、「自分で決める」ことにつながるんじゃないかと思います。
良い人にならなくてOK
こんなに長々と書いたのは、やっぱり私も悩んで凹んでいたからです。自分の悪口を言っていると聞けば反論したくなりますし、夫の反省を真に受けている人がいたら、モラハラってこうなんだと説明したくなります。自分の正当性を主張したくなります。
でも、なんだろう。本当に助けてくれる人ほど、余計なことは言わないと思います。そういう人を大事にすればいいのであって、周りの人みんなにわかってもらう必要はない、というか、それは無理なんだと割り切るのがストレスを減らすことになると思います。
「良い人」じゃなくていいんです。夫からの謝罪文を無視する、冷たい女と思われてもいいんです。どっちにしろ、そう思う人は何を言っても届きません。もしかしたら時間が経って、わかってくれることはあると思います。3人子供がいたら、別居前にいっぱい悩んだと思います。その結果、別居という行動を起こした。夫の顔色を伺う生活にピリオドを打った。
頑張ったと思います。いっぱい自信を持っていいと思います!
コメント
つうこさん、ありがとうございました。
私、我慢することに慣れすぎてしまっていました。環境だけ変えても仕方ないんですね。私の考え方も変えないと。そこは私が努力するところですね。
子どもが学校や園に行っているあいだ仕事して、家に帰ったら、あっという間に子どもたちが帰って来て…ストレス発散できていません。つうこさんはストレス発散方法はありますか?頑張ったご褒美とか何かしてますか?
私は子どもたちのことで頭がいっぱいで、中々自分のことが考えられません。
心療内科、私はやめておこうと思います。
ありがとうございました。
みゆさん、お返事ありがとうございます。
いつのまにか、自分の言葉を呑み込んでしまうのが当たり前になってしまったと思います。
なかなかすぐには変えるの難しいですが、意識しているのとしていないのでは違うと思います。
まだまだ私も引いてしまう方ですが(^^;
今度、ストレス解消の事や、自分の意見を言いやすくするための、私なりの考え方も書きますね!
つうこさん、こんにちは。飽きずに調停中のyomeです。
モラハラから脱出した直後は、ちょっとした現象や誰かの言動・行動に夫の影を感じ、怯え、自分の決断が正しかったのか悩んだものです。
フラッシュバックというやつかもしれません。
区役所の法律相談で1度だけ会った弁護士さん、ハローウィメンズ110番、子育て支援センターの職員等、私が相談したのは日常的な関わりの少ない専門機関の人ばかりでしたが、
みなさんおっしゃったのは「全力で逃げた後は、自分のケアを最優先しなさい」でした。
心療内科での治療やカウンセリングもあるようですし、行政が設置している相談窓口(人権相談等)もあります。
そして、こういったブログで自分自身が間違っていなかったことを確認したり、「大丈夫、あなたは間違ってない、正しい。よく頑張った。自分の意見、言っていい!」とコメントしてもらうのも一つの方法だと思います。
長期にわたって虐待されていたのですから、ケアには時間がかかると思います。
まずは自分をちゃんとケアし、自信を持って意見し、反対意見はさらりと流せるようになるといいですね。
yomeさん、ありがとうございます。
とても心強く、参考になります。ブログも意義があるよって言ってもらえて、嬉しいです。
コメントを読むと、強い女性のように感じますが、やはりモラハラを受け、脱出直後は怯え、迷い、悩んでいたんですよね。
モラル・ハラスメントというのはやはり、本来の自分というものを傷つけ、踏みにじり、弱くさせてしまうものなんだと思います。
そこから立ち上がった方のコメントは、皆さんに勇気を与えるなって思います。