離婚に踏み切れないのはなぜだろう

自分を責めないで

※前回の記事『死ぬ死ぬ詐欺にあっている方へ』のコメントへの返事を兼ねています

離婚するかどうか、悩むのは当たり前です。自分を嫌にならないで下さい。決断した後だって悩むんですもん。

でも、私のブログを見てコメントしてくれたってことは、やっぱり背中を押してほしいのではないでしょうか。自分の本当の気持ちは「離婚したい」ではないでしょうか。

コメントしてない方も同じです。ネットで「モラハラ」のキーワードを入力して、もしかしたら「治る」「変わる」などで調べた方もいるかもしれません。でも、私のブログは別居・調停がメインです。今、ここに辿り着き、しかも何ページも見てくれている方は、やっぱり離婚したいんです。せめて別居したいんだと思います。

心のブレーキ

では、何がブレーキをかけさせているんでしょう。

私は子供が3人いたので　→『別居後の生活費が心配』でした。あと「子供の環境の変化」ですね。妊娠中や出産直後などの方は、自分が働きに出られるのか心配でしょう。

そういう物理的なことも大きなブレーキですが、精神的な方では「離婚をしたくない」というのがありますよね。夫がどう、とかではなく、『離婚』が嫌。バツイチになりたくない。ほとんど皆さんそう思いますよね。

なんでかなぁと考えると、私だったら、自分がダメ人間な感じがするからですね。結婚生活を上手く送れなかった私。周りから、あの人性格に何か欠点があるんじゃない？って言われるかも。根性無し。我慢を知らない。子どもの事を考えていない。いわゆる世間体を気にしてしまいます。

正直、夫が浮気や身体的暴力をしてくれないかなって思いました。浮気相手が乗り込んできてくれたら、堂々と慰謝料もらって離婚できるのにって。思いっきり殴られたら、もう我慢できませんって言って家を出られるのにって。実際はそう単純じゃないと思いますが、自分で決断するっていうのよりは、プレッシャーが少ないと言うか、こういう理由があったから仕方ないでしょって持っていきたかったです。

死ぬ死ぬ詐欺をするような夫なら、「俺は鬱病なのに、妻が逃げた」なんて周りに言い出すかもしれませんよね。そして、本当に鬱病だったら、病気の夫と離婚したいなんて、私はなんて冷たいんだろう。しっかり支えてあげるのが夫婦なんじゃないかって迷いが出るのかもしれません。（このへんも言いたいことがまとまったら記事にしたいです）

精神的なことを上げてみましたが、これらのことはみんな、自分目線じゃないです。実際に言われるかどうかはともかく、他人目線です。

他に、心にブレーキをかけるものって何だろう。夫と話し合えば、わかってくれるかも。まだ話し足りないんじゃないか。私の言い方が下手なんじゃないか。「話せばわかる」って言うじゃないか。雨降って地固まる。ケンカするほど仲がいい。そう言うじゃないか。

このへんはもう実践済みですよね。モラ夫とは『話し合いができない』んです。お互い言いたいことを言って、落としどころを探そうなんて思っているのは、あなただけなんです。夫にその気が無いんです。

「悩み続ける」から徐々に「考える」に変えていき、

• 離婚するために動き出す
• 今は離婚できないけど、1年後にできるように仕事を探し、あちこち相談はしておく
• 離婚はしたくない。だから、夫との心理的距離を離すようにする

正解はないけど、ひとまずの方向だけでも作っておけば、モラ夫に振り回されることが少しは減るかなと思います。離婚に踏み切れない理由なんて、一人一人違って、山ほどあると思うんですが、何もかもうまくいく方法なんてないです。何かを選べば、何かを捨てることになる。

離婚した方が良いと言う外野もいれば（私ですね…）、　旦那さん、鬱なんじゃないの？支えてあげなよって外野もいるでしょう。誰があってるじゃなくて、自分が一番しっくりくるものがあると思います。