点と線

ここしばらく、仕事と子供の事であわただしい日々が続き、なかなかブログまで手が回りませんでした。そんな中、見に来て下さった方ごめんなさい。そしてありがとうございます。気楽に書ける内容でもなく、遅くなってしまいました。

別居された夫の気持ち

以前、突然別居された方からコメントを頂き、その返信を兼ねて記事を書きました。

⇒『突然別居された方からのコメントへの返信』

もし、この方がモラ夫なら、すぐに長文の反論コメントが来るだろうなと思っていたら、案の定でした。今、別居を考えている方、「反省しているから戻ってきて」と揺さぶられている方、色々参考になるからブログに載せた方がいいのかと思う反面、モラハラから離れた私でさえ刺激が強いので、真っ最中の方の心臓に良くないと思い、見送ることにしました。

言い訳がましい感じですみません。本題に入ります。

子供を連れて家を出て行かれても、モラハラに対する反省はありません。もしかしたら、調停や妻に対する手紙等には反省が並べられているかもしれません。でも、実際は、妻への恨みつらみでいっぱいです。とにかく、『点』の部分しか見ていないのです。

『妻が子供を連れ去った』この点だけを問題視しているのです。この方の妻も2年ぐらい前から計画していたそうです。妻にとっては、ずっと続いてきたモラハラに対しての行動が、子供を連れて逃げるという事だったのです。『線』なのです。

実は他にも別居中の夫からのコメントを頂きましたが、お二人とも「愛する家族」「子供は2人の宝」など訴えています。子供が大事アピールがすごいです。子供まで連れ去ることはないとか、子供の人生を変えてまでとか。でも私からすれば、そんなに大事な家族に、どうして辛い思いをさせてきたのか。詳しくはわかりませんが、モラハラと言われたのだとしたら、人格を否定する言葉だったり、無視だったり、怒っているオーラをいつも出したりしていたんだと思います。

別居を選んだ妻の気持ち

妻は夫からの辛い悲しいキツイ言葉も、私が悪いと思い、自分を責めています。『点』だけ見て、あれが悪かったのか、これが不快にさせていたのかと混乱します。そして、あまりに『点』が多くなり、『線』になった時に、自分がされていたのはモラハラという暴力だったのだと気付きます(運が良ければかもしれませんが)

母親として、愛する、そして宝物である子供に被害がこれ以上及ばないように、別居を選び、物理的に離すのです。本当は話し合いができたらいいのでしょうが、そもそも話し合いができる相手ならモラハラしないでしょうし。

私が調停中の時は、反省しているアピールにやっぱり揺さぶられ、ブログや本や福祉センターに答えを求めていました。モラ夫は弁が立つから、もっともらしい発言が上手です。「モラ夫は変わらない」を胸に乗り切りました。そして実際に「変わらなかった」という出来事があり、心底納得できたというか。先輩たちが言っていたのはこういうことかって。

今、客観的な立場でモラ夫の主張を聞くと、結局妻への否定だけで、自分の何が悪かったのかという視点が全くありません。妻が逃げた、その1点だけをもって、自分が悲劇の人です。被害者になっています。

モラ夫が絶対、100%変わらないとは言えませんが、難しいだろうなというのがコメントを読んだ感想です。そして、今揺さぶりで悩んでいる方には、焦らないでと言いたいです。本当に変わったなら、あなたが戻ってくることを待てるでしょう。しびれを切らし、モラハラが見え隠れしてるのなら、強い意志で拒否しなければいけないと思います。

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コメント

  1. みゆ より:

    つうこさんはじめまして。モラハラを受け結婚10年目にして子ども3人連れて別居したものです。
    夫から離れて確実に幸せであることは間違いないです。ですが、周りの人たちにモラハラを受け続けてきた私の心理を余りにも理解されなくて苦しんでいます。
    周りの人たちは夫からの謝罪文を好意的に捉えていて、擁護する人もいます。
    長い間心理を支配され、夫中心に生きてきた私にとっては、周りの人たちは夫とは違うとわかっていても、私の行動を制限してきたり、命令されたりすると、あれ?夫と同じじゃん…と重ねてしまいます。
    せっかく自分らしく人生を生きていけると思ったのに、周りに助けてもらっているから、意見したくても意見できません。
    つうこさんはカウンセリングや心療内科など、受けたことはありますか?