死ぬ死ぬ詐欺とは
モラハラの本を読んだ方なら知っているであろう『死ぬ死ぬ詐欺』。調停中は、話として読んではいたけど、まさか自分が「死」に関わるとは思ってもみませんでした。
死ぬ死ぬ詐欺とは簡単に言えば、逃げ出した妻に「お前が戻らないなら死ぬ」や「今から死にます」などメールや電話で脅すことです。そうやって妻に心配をかけて手元に戻そうとすることです。
実は私の夫は、上記の言葉を口にしたことはありません。電話は別居時に着信拒否に設定していて、メールのやり取り再開も、調停成立時に約束したばかりでした。その対応が、死ぬ死ぬ詐欺を未然に防いだのか、本当はモラハラでは無かったのか。
なんだかんだ言っても、モラ夫は99%自殺しないなどと言われているのに、私の夫は死を選びました。なので、夫はモラハラじゃなかったのかという疑問が浮かびました。
ただ夫は「死」に関しての発言に抵抗が無かったのは事実です。
- お前が死んだらすぐに再婚する
- お前、猫の死体の匂いがする
- お前は散骨にする
- 死んでくれない?
- 俺はもう長くない
- 俺は早死にするから
- どうせすぐ死ぬから
全部軽く話す感じです。少し先の話などをすると、「俺、どうせすぐ死ぬから(関係ない)」みたいな使い方でした。当時は私も、そんな死ぬなんて言わないでとか、諭したりなだめたりしていました。でも、モラハラがひどくなってきた時にその発言があって、私もついに心の中で(ほんと、死んでくれないかな)と思ってしまいました。その時はすぐ自分の考えにゾッとしましたが…
万一、(元)夫を亡くされた方へ
私は、モラハラの本やブログで本当に助けていただきました。なので、この状況にある方がいたら、絶対教えたいと思っていました。もうとっくに知っているかもしれませんが(^^;)
たいへん不謹慎なことですが、モラ夫が本当に亡くなったならば、離婚問題は全てが全て、一挙解決です。・・・内心「そうなったらなったで問題ないわ」くらいの余裕でもって対応してください。・・・そして不幸にも(?)、その1%にあたってしまった方は、「離婚紛争のエネルギーと費用を省けてよかった」くらいに思っていたらよろしいと思います。
全文はこちらから⇒弁護士夫婦の雑記帳(橋本智子弁護士)
まず被害者妻が知っておかなくてはならない事は、「死」を盾にして他者の行動や気持ちをコントロールしようとする行為は、とても卑怯なやりかただという事。
そして、仮に自分の夫であったとしても、モラハラ夫が自ら望んで死を選ぶのであれば、その決断に対して妻には責任が無いという事です。
全文はこちらから⇒女性専門モラハラカウンセラー*中央区京橋の行政書士ちえぼぅ
本当に愛しているなら、大事な人を脅したりするでしょうか。・・・
万一、自殺するようなことがあっても、あなたのせいではありません。俺に逆らった罰として、一生罪悪感を背負って生きるようにしてやる…、これこそが、どこまでも身勝手な、典型的なモラハラです。
「モラル・ハラスメント」のすべて 夫の支配から逃れるための実践ガイド (こころライブラリー)
posted with ヨメレバ本田 りえ,露木 肇子,熊谷 早智子 講談社 2013-06-06
コメント
はじめまして。
私も現在、主人のモラハラに耐えられなくなって離婚を考えています。
そして主人も死ぬ死ぬ詐欺です。
この間は玄関に首つる紐があったり。。
結婚してから自殺をしようとするの4回目です。
もう耐えられません。
これから弁護士に依頼して離婚の手続きをしていこうと思いますが、主人が本当に自殺してしまうのではと今から怖いです。
ちゃーさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
もう、言いたいことが山ほどありすぎたんで、記事にしました。『死ぬ死ぬ詐欺にあっている方へ』
ちょっと怒りで熱くなってしまいましたが、参考になれば嬉しいです。
はじめまして。
やっぱりモラハラの人の死ぬ死ぬ詐欺って、本当に多いのですね。
私も本気で離婚しようと思って逃げ出したら
生きてる意味がない等で脅されました。
逃げるまでにどれだけの期間苦しんだか、
本当にわかっていないのだと
腹立たしく思いました。
十字架を背負わせる、まさしくその通りの言動ですね。
おーさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
モラ夫は自分のことばっかり。コメント読んで「そうだ、そうだ!」と思いました。腹立たしく思うおーさんに、良かったと思います。もしそれでも、ふと弱気になったら、また見に来て下さい。(コメント頂いて、関連記事を書き始めたものの、まだ上手くまとまらず。そのうちアップしますので取り急ぎお返事まで(^^;)
初めまして。
中3の女の子、中1の男の子がいます。男の子の小学校卒業後、春休みにモラハラ館を脱出しました。子供たちは最初、一緒に来てくれなかったのですが、結局今は私のところから学校に通ってます。不登校もなくなり、とっても元気です。
今朝、このブログを読んでいるところにモラ夫から電話がきて、生命保険金3000万円と、今のマンションを売って、それで4000万円ぐらいになるから子供たちのことをよろしくと脅しのようなことを言われました。私はただ子供たちの修学旅行代や部活動費で生活が苦しいからとりあえず10万円振り込んでほしいとメールしただけなんですけど。
正直、今死なれたら、6月に大事な定期テストも控えているので大迷惑です。何でもこっちのせいにされるので、早く妻をやめたくなりました。やっぱり調停がいいのでしょうか。早く穏やかな生活がしたいです。
まちるださん、コメントありがとうございます。
脱出、お子さんたちと合流、不登校もなくなったってすごいですね。良かったですね!
モラ夫が不穏なことを言っていますが、その後どうですか?正直「モラ夫ってほんとめんどくさ」って思ってしまいました。すみません(-_-;)テストが近いとか関係ないですからね、彼らには。ウチのモラ夫は、私の誕生日4日前に決行したので。
返信代わりの記事を書きましたので、読んでいただけると嬉しいです。なぜ調停を選ぶのか?