調停成立後の夫の態度

 メール再開

『離婚調停の結果』でお伝えしましたが、私の場合は「別居成立」でした。相談先の福祉センターの方も、調停で離婚まで決まることは少ないから、不調(不成立)でいいと言っていたし、私も別居で決まれば御の字と思っていました。

ただ、最終日、男性の調停委員から「これからは少しずつ、メールや電話でお互い連絡取りあって、歩み寄っていって下さい」と笑顔で言われました。

そうするとやはり、夫からメールが来るようになりました。最初は感謝の気持ちや、本当に申し訳なかったと反省する内容のメールでした。何回かのやり取りの後、翌月は私や次男の誕生日があるから一緒に食事をしようという誘いが来ました。私がさすがに早すぎる、無理だと思い断ると、調停内容や調停委員に対しての愚痴や批判のメールが来始めました。そして、私を批判しているわけじゃないと言いながらも、これまでの私を責めるような感じのメールが増えていきました。

夫の言い分によると、調停委員は「前向きな別居ですよ」「奥さんの戻らないというのは本音じゃありませんよ」「奥さん、だいぶ柔らかくなり良い感じですよ」などと言っていたそうです。なのに、今の私の態度は矛盾していると言ってきたのです。

夫は、ズレがあるようだから、電話でもいいから直接話したいと言ってきました。でも、とても怖くて無理です。すでにメールは責め口調になっています。なので断りました。そうしたら、「調停はつうこが望んだことです。お互いの調停でのやりとりはわかりませんね。私のやりとりを聞きたいのならいくらでも話します。私とは話にならないと起こした調停でも話にならなかった。」と返ってきました。

今はもう夫はいません。でも、この文章を書いているだけでも胸がドキドキして息苦しくなります。まだまだ、自分の中で消化できてないのかなと、何とも言えない気持ちになります。

モラ夫は変わらない、やっぱり

調停終わりました、じゃあ会いましょうは違うと思いました。夫は以前、時間はかかるかもしれないけど努力するって手紙に書いていました。これまでのことを思うと申し訳ない。自分はあぐらをかいていた…そう書いていたのに、すぐに私が会おうとしないからといって機嫌悪くなる。これでは元のままですよね。本人何も変わっていない。

別居し、調停している間、夫とはやり直す気持ちは無いと強く思っていました。その一方で、やっぱり人間だから、何年も子供を通じて交流していく中で、普通に話したり笑ったりする日が来ないとも言い切れないかなぁと思っていました。たびたび受け取った手紙の中は、反省にあふれていたからです。

ただ夫は待てませんでした。そして自分勝手に死んでしまいました。よく知らない人から見たら、家族と離れた事を悲観してとか、うつ状態で突発的にとか思うかもしれません。でも少なくともいろいろ準備(衛星放送の解約とか遺書とか)をしていたので突発ではないし、これまでの流れや遺書の内容をみても、私たち妻や子供を愛していたからではないなと思いました。

『モラ夫は変わらない』でも書きましたが、私が春には戻ってくると言っていた夫です。その嘘により、にっちもさっちもいかなくなったのでしょうか。本当に夫の事を理解しようとすればするほど、モラハラってなんだろうと思えば思うほど、謎が深まるばかりです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする