【コメント】夫の線路事故

『夫の自殺』 にコメントをいただきました。

初めまして、2月に夫の爆発期の際に子供を連れて家をでました。
その時にこちらのサイトをしり、勇気づけられました。
2月下旬に弁護士さんに離婚に向けてのお願いをし、3/1に夫に弁護士経由で離婚の意思を伝えました。
私が求めている真逆の謝罪が私の弁護士さん経由で数回ありましたが、その時は怖い気持ちが強く、精神的に参っていること、離婚の意思は固いことを再度弁護士さんに伝えてもらいました。
夫はその連絡の翌日くらいにうつ病と診断され、会社を休職しました。
3月下旬ごろ夫も弁護士と契約、話し合いがスタートしました。
離婚は私の希望と夫との希望との相違で長引くだろうと思っていました。
6月に夫の弁護士から夫が入院しているため、交渉中断と連絡がありました。
調停も申し立てされても、弁護士も義母経由で夫と連絡を取っているらしく、無理といわれましたが、私の方から先月、離婚調停・婚姻請求調停の申し立てをしました。
離婚は何年かかってもいいけど、婚姻請求はしておきたかったのです。
これから次のステップに進む。会うのは怖いけど言いたいことはたくさんあり、
どう伝えようと思っていたところでした。
ところが夫が線路事故で亡くなりました。自死でした。
知ったのは自死した次の日。
その日は息子の誕生日で、息子と午前中映画を見に行っていました。
映画が終わり、スマホの電源を入れてしばらくすると、私の弁護士さんから連絡が入りました。
息子の誕生日に夫から何かアクションがあったのかな?という気持ちで電話に出ると、自死したことを伝える電話でした。
夫の弁護士からの連絡で鉄道会社から損害賠償が来ること遺産相続などしっかり考えられてなどの内容が書かれていました。
SNSのこの時代、調べるとすぐ出てきました。夫のことのニュースが。
でも、心のどこかで未遂であってほしい。別の方であってほしいと願いました。
寂しさ悲しさより、子どもの事、これからの事、損害賠償のことなどが頭をよぎりました。
その日のうちに、私の弁護士さんと会い、夫のことが事実と知りました。
私がした行動には後悔はありません。
ただ、子ども達はもう一生父親に会えないのだという現実を受け入れるまで時間がかかります。
中学生と小学4の二人の子供には、いまいう時期ではないと思い言っていません。
自死ということは一生伝えないと思います。
夫は葬儀はせず、火葬後に義母が遺骨を管理するとの事でした。
お別れに行けない状態で、しっかり気持ちの区切りがないまま進む現実。
夫の実家に行けばいいのでしょうが、エゴにも感じます。
私は楽になると思います。
それでも行くべきかどうか・・。弁護士に相談をまだしていません。
気持ちが追い付かない状態です。
長々とすみません。
聞いていただきありがとうございました。

-彩羽さんコメントより-

彩羽さん、つらい体験を話していただきありがとうございます。

自分の気持ち云々よりも、まず子供への影響などを考えてしまいますよね。私も子供にはっきり死因を伝えてはいないです。でも、長男は周りの大人の会話などで察したと思います。下の娘は、低学年のころ、クラスメイトにお父さんは?と聞かれて「なんて言えばいいの?」と聞いてきました。交通事故でいいんじゃない?と言ったら納得していました。

私の場合は、9年敷地内同居&完全同居をしていたので、気が重かったけど行くしかないかという感じでした。私は後悔していないし、悪いこともしていないというのを態度で示したかったというのもあったと思います。なんか逃げたくないって。

だけど、これは人それぞれで、正直このまま絶縁でもいいわけだし、今までの関係性によるし、行って後悔と行かないで後悔、どっちの方が辛いかなぁとか、今は無理だけど、3ヶ月後、改めて考えようとか、全然ゆるゆるでいいんじゃないでしょうかね。

実際、相続や賠償など現実的に対応しなくてはいけないことが目の前にありますね。弁護士さんと契約していたのは幸いだったと思います。少しずつでも何か動けば、いつか終わる!という気持ちで、乗り越えてほしいと思います。家を出るという行動力がある彩羽さんなら、心配しなくてもいいかもですね。

それにしても、息子の誕生日前日っていうのが腹立たしいです…。他にやることなかったの?って。そういう家族を思い出させる日だからこそ、辛くなったのかもしれないけど、なんか本当に虚しいというか。私も自分の誕生日4日前だったので、他人事とは思えず。

彩羽さんの夫のことは、もちろん全く知らないわけですが、でも爆発期があり、2人連れて家を出るほど追い詰められていたわけですよね。その、攻撃をしていた側が、一瞬でうつ病だ入院だとなる。もちろん、そういう心が弱い部分があるから、サンドバッグが必要という流れは、頭ではわかります。だけど、それを見せられた方は絶句ではないでしょうか。やるせないというか。

今はまだ、何が何だか、何から手をつけたら、お別れする?しない?、あれこれ押し寄せていると思います。でもいつか終わります。そうしたら、また息子さんと映画に行ったりできます。観にいくことについて嫌みを言われたり、そもそも行ける雰囲気じゃなかったり、内容をけなされたり(←全部勝手な想像です…)、そんな気遣いなく、ゆっくりできる日が来ます。

私も、家を出た時は小2なりたての次男と、この前「シン・ウルトラマン」を観てきました!高2になりましたよ。早い早い。

私の時はまだ、モラ夫が死んだブログには出会えなくて、それもブログを立ち上げたきっかけです。ここなら、なかなか誰にも話せないであろう内容が書き込めます。意外と同じ経験をした人がいた!と発見します。何かアドバイスがほしいというより、いったん気持ちを吐き出したいってことだと思うんです。そういう場でもあるので、私のとりとめない返事を読みながら、「そうそう」だったり「違うんだよな」だったり、そうして自身の思いを確かめられたらいいなと思います。

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